癌治療学会3日間、行ってきました。
聞いたセッションは、
【27日】
●特別企画シンポジウム1
『"届けがん医療 日本の隅々まで"地域におけるがん対策』
●PAL(Patient Adobocate Lounge)
『標準治療』
●特別企画シンポジウム2
『"届けがん医療日本の隅々まで"がん医療コーディネーターの養成』
●Meet the professer3
『肺がん、緩和医療』
【28日】
●JSCO univercity8
『肝がん、胆道がん、膵臓がん』
●PAL
「『臨床試験と治験』
●シンポジウム4
『がん患者の精神症状とそのケア』
●Meet the professer6
『肝胆膵がん、泌尿器がん』
【29日】
●特別企画1
『児童・生徒に対するがん教育』
●PAL
『がん対策』
●PAL
『理事懇親会』
●Meet the professer7
『支持療法、小児がん』
●特別企画2(WEBコンセンサスミーティング)
『患者教育プログラムを皆で決めよう』
と本当に充実のプログラム。
その他にも聞きたいセッションがたくさんありましたが、いろいろ重なり泣く泣く断念しました。
今年初めてスカラーシップで参加させて頂いたのですが、先生達と同じフロアで
ポスター発表をさせて頂き、有り難いことでした。
がんサポートかごしま、は[学校におけるがん教育について]のポスターを。
若者患者会きららは、「若年性がん患者の相談支援について]のポスターを。
ちょいっと控えめに作りすぎてしまって、字が小さかったなあと反省。
来年もしチャンスがあるなら、もっと大きくしっかりと作りたいと思います!
夕方からのMeet the professerには、座長をされたり発表をされた医師の
皆さんが、各部位の標準治療のガイドラインについて、分かりやすく
レクチャー頂き、質問もOKでこれまた有り難いことでした。
JSCO univercityでは、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、日本のそれぞれの
代表の皆さんが発表され、何とも贅沢なセッションでしたし、
いままで経験したことのないセッションもありおもしろかったです。
どうしても自分の部位に知識が偏りがちですから、今回は
なるべく乳がん以外のセッションを聞くように努めました。
がん教育のセッションでは、がんサポートかごしまが
使わせて頂いた冊子『がんをもっと知ろう!』を作った
片野田先生も発表されまして、私も患者会も発言許可を
頂いたので、質問を2つさせて頂きました。
1、患者さんと授業をすることについて
2、冊子を学校の先生から教えてもらう予定について。
ちょっと緊張しましたが、勇気を出して手を挙げました(+_+)
文科省からも学習指導要領についての話がありましたが、
『がん=生活習慣病』と決めることについての意見が出ました。
私たちがん患者や、小児がんのこどもたち、親御さんが
がん患者さんというこどもたちにも、簡単にはいかない問題
ですからそうですよね。
まあ、がん教育についてはやっと机上に置かれたばかり。
今からですね。。
しかし中身の濃い3日間でした。来年も参加したいです。
このような機会を頂き学会に感謝です。
そしてPALの運営委員やボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。
最後にPALのセッションをすべて参加した人には
立派な修了証書まで頂きました!
そして恒例の名古屋で食べたものたち…。
生春巻。
お隣にいた患者さんのをつまみ食い。りんごのシャーベット。
世界の山ちゃんの手羽先も頂きましたが、おしゃべりに花が咲いてしまい
写真は撮り忘れました…。
以上、簡単ですが報告でした。
(三好筆)