さつま緩和ケア研修会に参加。
 昨晩18時半から、中央病院で開催されている「さつま緩和ケア研修会」に参加しました。
http://www.tenyoukai.org/central/vis/class/byouinclass.html
緩和ケア病棟のオープンを控えている、新しい病棟のホールにて。

最近忙しくて行けていなかったのですが、久しぶりに参加できました。

ちょうど今日はサイコオンコロジーの第1回目だったので、内容もとても興味深いものでした。
がんサポの顧問をしてくださっている、吉見先生が講演をされます。
それもあって、今日の講義では折々に「患者の生の声」としてお話させていただける時間を
もらって、率直な意見を伝えさせていただきました。
(私しゃべり過ぎて時間がギリギリに・・ごめんなさい・・)

がん患者さんが告知をされてから、どんな気持ちになるのか。
どんな変化があるのか。
どんな精神的な苦痛と向き合わなくてはいけないのか。
これらを知ること、対処することも、大事な「緩和ケア」です。

よく患者さんが「緩和ケア」って言ったら、末期の患者さんが麻薬を「打たれることでしょ?と
誤解されていることがあります。
決してそうではないんです。身体の痛みだけではなくって、心の痛み、魂の痛み、社会的な痛み・・
いろんな痛みを軽減するようなケアのことです。詳細は以下のページをご覧ください。

緩和ケア.net
http://www.kanwacare.net/

サロンに来られる患者さんの中にも、精神的なことを主治医には言わない方も多いです。
こっそり心療内科や精神科に通っている方もおられます。
主治医の先生も、身体の痛み以外にもちょいと目を向けて頂けたらと思います。

バイタルチェックのように、心の痛みにも目を向けましょう。
↑講義の中の言葉です。
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