鹿児島大学医学部看護学科でお話しをさせていただきました

 

昨年に引き続き、
鹿児島大学医学部保健学科の1年生120名に

「医療職に期待すること、望むこと〜患者の立場から〜」と題して

お話しをさせていただきました。

 

学生さんのまっすぐな視線にこたえられるよう、

熱く語ってきました。

素敵な看護師さん、作業療法士さん、理学療法士さんになってくれるのを楽しみにしています。

 

カテゴリ:医学部、看護学部授業 | 15:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
鹿児島大学の1年生の皆さんへお話してきました。
JUGEMテーマ:がん全般


7月7日(火)、鹿児島大学医学部1年生の看護師さん作業療法士さん、
理学療法士さんの勉強をしている学生さんたちに『医療職に期待すること』を
お話ししてきました。

チーム医療を一貫して学んでいる鹿児島大学生ですが、
現場を見るとまだまだ患者に届いていない気がしており、
ついついマイクに熱がこもってしまいました。

どんな医療職でも患者に寄り添うことはできると思いますし、
名ばかりのチームは入りません。未来の医療職に就く皆さんの心に少しでも響いてくれたら幸いです。
カテゴリ:医学部、看護学部授業 | 21:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
鹿児島医療センター附属鹿児島看護学校へ!
鹿児島医療センター附属看護学校3年生へ
「患者の思いを考える」授業のお手伝いをしてきました。
どの学生さんも真剣に丁寧に質問を投げかけて、
患者の気持ちを一生懸命理解しようと、
患者であるわたし達はそれに必死で応えようと、
語りつくした時間となりました。
素敵な看護師さんになってほしい!がんばれー!




カテゴリ:医学部、看護学部授業 | 13:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
鹿児島大学医学部1年生との授業
6月2日、9日
今年もがんサポートかごしまが入ってる鹿児島県民総合保健センターに
27名×4グループ計108名の学生さんが来てくれました。
20分×3名の患者さんに質問をしてコミュニケーションをとる授業。

質問をする学生さんも答える患者さんもどちらも真剣。
患者さんの思いをたくさん感じとってくれたのではないかと思います。









 
カテゴリ:医学部、看護学部授業 | 13:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
第33回「国内医科大学視察と討論の会」に参加してきました
9月19日に、鹿児島大学鶴陵会館で開催されました「第33回国内医科大学視察と討論の会」に参加してきました。

がんサポートかごしまは、患者会として鹿児島大学の医学部授業のカリキュラムの中で、三好が体験談を話すこと、全一年生にサロンに訪問してもらい、数人のグループに分かれ、がんの患者さん2〜3名に質問をして話を聴くという授業で、医学教育の一端に関わらせて頂いています。

その立場で今回は参加をさせて頂きました。国内の医学教育を取り巻く現状と問題点などを文部科学省の方からお話いただき、予算の話も聞きました。また鹿児島での医学教育の現状や、地域枠の話、離島医療の話も大変勉強になりました。
こちらはまた別回でもまとめますね。  

講演のあと、鹿児島大学の医学部生と参加者の懇談討論がありました。
私はいつも授業でお世話になっている分野でもある「患者・医療職・地域との連携による臨床実習前教育」グループに参加させて頂き、学生さんの発表を聞きました。
現在の2年生から4年生までが、新カリキュラムを受けて学んだこと、感じたことをプレゼンします。

参加者の名簿を見ると、全国各大学の学長先生や医学教育に関わる教授の皆さんなど、錚々たる面々の前で学生さんも、さぞ緊張しただろうなと思いますが、フレッシュで堂々とした発表でした!  

鹿児島大学の新カリキュラム、改めて見てみるとおもしろいし、患者さん、現場との触れ合いが多いものになっていて、これから先が楽しみです。

私たちは1年生のまだある意味、ピュアな頃に種を蒔くお仕事。嬉しかったのは、3年生が1年生の時に聞いた私の講演の中で伝えた言葉をプレゼンで使ってくれていたこと。
「病だけを見ず人を見る」
「心まで見るお医者さんに」
「生活のことまで考えて」
とても嬉しかったです。

その他の発表にも少しずつ、1年生のときに学習した患者さんの言葉について触れられているものもありました!

学生さんたちは、チーム医療を学び、シャドウイングという大学内や外の地域のさまざまな施設に出向いて、現場を知る授業を経験しています。

「前に患者さんたちに聞いた言葉の意味が、様々な授業を通して線でつながった」という学生さんの言葉がありました。これがこのカリキュラムを表しているなと思いました。

この学生さんたちが5年生になり、6年生になり、またたくさんのことを学び、お医者さんになっていくのだと思うと、とても頼もしいし、嬉しいことだなとしみじみ思うのでした!

最高に嬉しい気持ちになった、学生のみなさんの発表でした。

数年間、医学部生の教育に携わってくださった患者さんの皆さん!
みなさんの言葉がしっかりと医学部生の胸に刻まれていましたよー。本当にありがとうございます。
これからも毎年春、よろしくお願いますねー。

またこんな良い経験を私たちに下さった、鹿児島大学の田川まさみ先生、本当にありがとうございます。
何より患者会や患者さんを信頼して下さらないと実現できない授業だと思っています。本当に感謝しています!

カテゴリ:医学部、看護学部授業 | 18:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
鹿児島大学医学部生がやってきた!


6月4日(火)午後から、鹿児島大学医学部1年生がやってきました!
毎年恒例行事になっています。

まずは27名×2グループ。
来週11日(火)には、残りの学生さんがやってきます。



グループに分かれて、約25分、学生さんから患者さんに質問をして、コミュニケーションをとります。
3人の患者さんにローテーションしてもらい、お話を伺います。

学生さんは真剣!
患者さんも最初は緊張がありますが、3組目くらいになるとリラックス。



たくさんの質問が飛び交います。
今日は8名の患者さんにご協力頂きました!
自分の体験を6回も話すのだから、疲れたと思います!
ありがとうこざいました。
また来週同じ授業を実施します。



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カテゴリ:医学部、看護学部授業 | 00:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
鹿児島大学医学部生との授業

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今日はがんサポートかごしまの事務局&がん患者サロンがある、鹿児島県民総合保健センターに
鹿児島大学医学部の1年生がやってきました。

5月末に三好が講義で体験談を話す機会を頂きましたが、その授業の流れです。
今日はがん患者さんの声を聴くという体験をしてもらいました。
上の写真のように、グループに分かれてもらい、そこに患者さんたちが1名ずつ座ります。

簡単な自己紹介のあと、自由に質問をしてもらい答えてもらう形式です。
もちろん答えたくないことは答えなくてもよいです。
それも含めて、医学部生には学んでもらいました。

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患者さんも、未来のお医者さんのために熱心に話して下さいました。
聞き入る学生さんの目も必死です。

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時には笑いあいながら、患者さんの声を聴きます。
患者さんによっては、初めて自分の体験を誰かに語る、という体験に涙される方も。
そんな姿はきっと医学部生にたくさんのことを教えてくださったと思います。

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どうやってがんが見つかったのか、がんになってどんな思いだったのか、
家族に対してはどんな思いがあったのか、医療者に対してどう思った?
入院中はどんなことを考えていた?治療はきつかったのか、今はどう思っているのか?

たくさんの質問が行きかいました。

まだ1年生の生徒さんは、実習にも行っていないので、患者さんの声を聴く機会は
まだありません。これが初体験です。
こうやって今から医学を学んでいく生徒さんが、早いうちに患者さんたちの思いに
触れ合うことができるのは、とても良いことだと思います。

語ってくれた患者さんたちに感謝です。
そして真摯に向き合って患者さんたちの声を聴いてくれた生徒さんにも感謝です。

今日は授業の終わりには必ず患者さんと学生さんと握手をしてもらいました。
握手した人って、結構覚えているものですよね?

今日たくさんのことを学んだ学生諸君!
今日のこの思いを忘れないでほしい。
今から大変な学生生活がスタートするけれど、いろんな自信も積み重ねていくだろうけれど
今日のこの思いを忘れないでね!

こういった授業がずっと続くことを願います。
また来週は残りの60名がやってくるので楽しみです♪

カテゴリ:医学部、看護学部授業 | 22:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
鹿児島大学医学部生に授業
5月31日(火)13時〜鹿児島大学鶴陵会館にて、医学部生に講義を
させていただきました。

以下、三好の日記より抜粋です〜笑。

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昨日、鹿児島大学医学部の医学科、保健学科の1年生の授業でお話をさせていただいた。
骨肉腫の患者さんと、私がセットで1コマ使わせて頂いてお話する。

私からは「がんと ともに 生きる」というテーマで、がんサポートかごしまの活動内容と自分のがん告知から今に至るまでの心と体の話。そして医療者に望むこと、といメッセージを伝える。今年で3年目になる授業。

講義形式って、どれだけ響くのか、正直自信はないところだけど
先生たちがおっしゃるには、こんなに静かに聞いている授業はまずないということ。
やはり生の体験を語る、聴くということはそれだけで大きなメッセージ性があるのかもしれない。
いろんな場所でお話をさせて頂くが、とりわけ医学部生にお話する時は、
医療者との関わりについてに重きを置いて話をする。

なぜ私がセカンドオピニオンを取りたいと思ったのか。
告知後、なぜ看護師さんの対応に傷ついたのか。
告知を受けてから、入院するまでの医療者には見えない日々をどう送ったのか。
どうしてあんなに落ち込んだのか。どうして部屋に引きこもったのか。
どうやって元気を取り戻したのか。
どうして主治医とあの看護師さんが大好きなのか。

そして、がん患者は病院だけでがんと向き合っている訳ではなく、
日頃の生活の中で、がんと向き合い過ごさざるを得ないことを伝えるようにしている。
「患者」ではなく「生活者」だとお話する。
座学では学べない患者の心理や生活がある。

だからこそ、サロンにも気軽に遊びに来てねと話すようにしているし、
命のリレーにもどんどん参加してほしいと伝える。

ある医学部生がサロンに遊びに来て言った一言。
「大学では、がん患者さんに家族がいること、経済的に大変な思いをしていること、
こんなに明るく過ごしていること、は教えてくれなかった。
サロンに出入りするようになって、初めて知った」。

医療者に望むことは、たくさんある。
治すことだけが医療じゃないってこと。
上から医療を与えるのではなく、一緒に考えてほしいこと。
あったかさを忘れないでほしいこと。などなど・・・

ひょんな出会いから医学部生に伝えるというチャンスを1年に1度いただけたことも
何かのご縁。

授業の最初にいつも学生さんに聞く。
「どんなお医者さんんになりたいですか?」

どれだけうまく伝えられているかわからないけれど、
学年が進んで臨床現場に出て、とても忙しくなり、
卒業して本物の医師になり、周りから「先生、先生」ともてはやされるように
なっても、医学部に入学した時の
「こんなお医者さんになりたい!」という夢や希望を忘れないでほしい。
患者さんの声を聴く時間がなくっても、
聴こうとする姿勢は、態度に出ると思うから。

ピチピチしたあの1年生たちが、本当のお医者さんになるのは、
はるか先のこと。
でもあの生徒さんたちが、白衣を来て、
「どれどれ?」と患者さんに向き合う姿を、この眼で見てみたいなあと
しみじみ思う。

がんばれ!医学生〜!

カテゴリ:医学部、看護学部授業 | 08:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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