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鹿児島大学医学部生に授業
5月31日(火)13時〜鹿児島大学鶴陵会館にて、医学部生に講義を
させていただきました。

以下、三好の日記より抜粋です〜笑。

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昨日、鹿児島大学医学部の医学科、保健学科の1年生の授業でお話をさせていただいた。
骨肉腫の患者さんと、私がセットで1コマ使わせて頂いてお話する。

私からは「がんと ともに 生きる」というテーマで、がんサポートかごしまの活動内容と自分のがん告知から今に至るまでの心と体の話。そして医療者に望むこと、といメッセージを伝える。今年で3年目になる授業。

講義形式って、どれだけ響くのか、正直自信はないところだけど
先生たちがおっしゃるには、こんなに静かに聞いている授業はまずないということ。
やはり生の体験を語る、聴くということはそれだけで大きなメッセージ性があるのかもしれない。
いろんな場所でお話をさせて頂くが、とりわけ医学部生にお話する時は、
医療者との関わりについてに重きを置いて話をする。

なぜ私がセカンドオピニオンを取りたいと思ったのか。
告知後、なぜ看護師さんの対応に傷ついたのか。
告知を受けてから、入院するまでの医療者には見えない日々をどう送ったのか。
どうしてあんなに落ち込んだのか。どうして部屋に引きこもったのか。
どうやって元気を取り戻したのか。
どうして主治医とあの看護師さんが大好きなのか。

そして、がん患者は病院だけでがんと向き合っている訳ではなく、
日頃の生活の中で、がんと向き合い過ごさざるを得ないことを伝えるようにしている。
「患者」ではなく「生活者」だとお話する。
座学では学べない患者の心理や生活がある。

だからこそ、サロンにも気軽に遊びに来てねと話すようにしているし、
命のリレーにもどんどん参加してほしいと伝える。

ある医学部生がサロンに遊びに来て言った一言。
「大学では、がん患者さんに家族がいること、経済的に大変な思いをしていること、
こんなに明るく過ごしていること、は教えてくれなかった。
サロンに出入りするようになって、初めて知った」。

医療者に望むことは、たくさんある。
治すことだけが医療じゃないってこと。
上から医療を与えるのではなく、一緒に考えてほしいこと。
あったかさを忘れないでほしいこと。などなど・・・

ひょんな出会いから医学部生に伝えるというチャンスを1年に1度いただけたことも
何かのご縁。

授業の最初にいつも学生さんに聞く。
「どんなお医者さんんになりたいですか?」

どれだけうまく伝えられているかわからないけれど、
学年が進んで臨床現場に出て、とても忙しくなり、
卒業して本物の医師になり、周りから「先生、先生」ともてはやされるように
なっても、医学部に入学した時の
「こんなお医者さんになりたい!」という夢や希望を忘れないでほしい。
患者さんの声を聴く時間がなくっても、
聴こうとする姿勢は、態度に出ると思うから。

ピチピチしたあの1年生たちが、本当のお医者さんになるのは、
はるか先のこと。
でもあの生徒さんたちが、白衣を来て、
「どれどれ?」と患者さんに向き合う姿を、この眼で見てみたいなあと
しみじみ思う。

がんばれ!医学生〜!

カテゴリ:医学部、看護学部授業 | 08:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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