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乳癌学会感想。
 9月2日〜4日まで宮城県仙台市で開催されました、乳癌学会に行ってきました。
鹿児島に帰ってきて仕事に追われていると、はるか昔のことのような気持ちさえします。

今回は久しぶりの学会参加だったのですが、数年ぶりにいった学会の演題の
傾向が変わってきてるなあという印象でした。

特に目についたのが、
・乳癌のサブタイプ別の治療等演題
 →乳癌といってもたくさんの個別のタイプに分類されます。それぞれの
 発表がありました。私のように、ホルモン治療どちらも×、ハーセプチンも×というような
 いわゆる[トリプルネガティブ乳がん]に対する治療についての発表も多数。
 あ、ちなみにネガティブという言葉が嫌いなので、私は[トリネガさん]と呼びます(笑)

・支持療法についての演題
 →私が9年前にやった治療の時は吐き気がものすごく大変だったのですが、かなり
 良いお薬が出てきて改善されているとのこと。少しでもQOLを維持しながらの治療が
 ありがたいです。支持療法とは

・若年性がん患者に関する演題
 →これって数年前にはほとんど発表なかったです。あってもポスターセッションで数例の
 症例を貼ってあるくらいでした。心のケアや社会的なケアも含めた発表も多数。

・心のケアについての演題
 →これも新鮮でした。サイコオンコロジストの先生方がシンポジウムに加わるなど、
 外科領域や腫瘍内科の領域だけではなく、こちら方面のことがシンポであるというのが
 嬉しかったですね。[再発乳がん患者の心のケア]というセッションがありました。

というようなものが、私にしたらとても新鮮でした。
地域連携クリティカルパスのセッションもありましたね。
九州がんセンターの大野先生が座長のセッションで、患者としての感想を
言う貴重な機会を頂きました。大野先生、ありがとうございました。

こうやって年々、新しいお薬が出てきて
医療者の皆さんも、本当に忙しい中を患者のために
頑張ってくれているということが、学会会場に行くとよく分かります。

たくさんたくさん学ばせて頂きました。

来年は熊本で乳癌学会は開催です!
これは嬉しい…旅費が…(笑)。

簡単ですが、報告でした。
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