鹿児島大学病院のおしゃべりサロン終了。
 今日の14時から、鹿児島大学病院の3階にある患者サロンにて、
おしゃべりサロンを開催しました。

たくさんたくさんおしゃべりしてきました。

あいだみつをさんの有名な言葉に
幸せは自分が決める」というものがあります。
今日はそんな言葉をかみしめた、とても考えさせられるサロンとなりました。

がん患者さんやご家族は、いろんなバックグラウンドを持って、
がんと向き合っておられます。
外からみたら、とても大変な状況だったり、
かわいそうと言われてしまうかもしれない、私たちですが、
とても前に向かって、頑張っているのです。

看護師さん3名と、ドクターも1名参加してくださって
有意義な時間でした。

来月は、12月20日(月)14時〜です。お楽しみに。
カテゴリ:鹿児島大学サロン | 20:47 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
鹿児島大学のおしゃべりサロンにお越しください
 今日は14時〜16時まで、
鹿児島大学病院のがん患者さんおしゃべりサロンです。

大学に受診したことがある、がん患者さんとご家族なら
どなたでも参加できますので、どうぞお越しください♪

お待ちしていまーす。
場所は、1F受付か、相談支援センターでお尋ねくださいませ。
カテゴリ:鹿児島大学サロン | 08:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
かごしまがん制圧大会・講演会のお知らせ

がん制圧月間無事に終了しました。
写真をUPしときます。

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がんサポブース。

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がんサポメンバーと、垣添先生(右から3番目)と
瀬戸山先生(一番右)の記念ショット♪

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今日の鹿児島はとても良いお天気です。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?

以下の日程で、講演会があります。当日参加もOKですので
どうぞお越しください。当日はがんサポブースも
出展致しますので、お越しくださいね。

「かごしまがん制圧県民大会」

日時:平成23年11月28日(日)
   受付開始:12:30
   13時〜16時
  (鹿児島市中央町8−1)
場所:鹿児島県医師会館4F大ホール

   ※駐車場はありませんので公共の交通機関で。

内容:
   特別講演「がんと人間と社会」
   日本対がん協会 会長 垣添忠生氏
   
   講演「受けて安心がん検診 学んで実行がん予防」
   県民総合保健センター 副理事長 瀬戸山史郎
   
   ミニコンサート
   米澤傑、米澤悦子、渋谷順子
  
「がんサポブース」も出します。
12時半〜16時まで。
情報提供と、リストバンド販売予定。

どうぞお越しくださいませ。

カテゴリ:講演会 | 12:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
がんがくれた贈り物〜キャンサーズギフト〜講演会
 報告が遅くなりましたが、11月20日(土)12時半から、
鹿児島大学医学部祭の特設ステージで、
がんサポメンバーの、ちーちゃんが講演をしました。

タイトルは「がんがくれた贈り物〜キャンサーズギフト〜」です。
若くでがんをしてから、今をキラキラ生きるまでのお話をしてくれました。
彼女の言葉はひとつひとつが、とても輝いています。

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司会進行は、いつもボランティアで参加してくれている
医学部のさこだっち。
彼のあったかい人柄がにじみでる?優しい司会進行でした。

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「若くでしたときには、親不孝だと思ったけれど、
元気で生きていくことが、親孝行だと思っています。」

「家族がとても動揺していた。自分は冷静だったけれど、
がんだってことを聞いたときは、悔しい、否定したいと思いました。」

「ここまでくるのには、だいぶ時間がかかりました。
がんをして5カ月で再発をしているのですが、受け入れられるようになったのは
本当に最近のことです」

「毎朝目が覚めたときに、先生にがんだと言われたことを思い出すんですね。
そうすると、一日を過ごすのがとても憂鬱だった。毎日が憂鬱で
とても苦しい日々を送っていました」

「告知を受けたのが手術後だったので、薬を飲んでいたらどうにかなるだろうなと
思っていました。その頃は、自分ががんであることがどこか他人事のような
気がしていた。再発をしたときに、思ったことなんですが
いつか自分は再発転移するだろうと、覚悟しておかなきゃとは思っていたけれど
再発です、と告知を受けると、どうして今なんだろうと思った。
手術も治療もしちていて、これから元気になっていくと思っていた矢先のことだったから・・
どうして今なんだろう。どうして病気は待ってくれないんだろうと思いました。」

「当時おつきあいしている彼氏がいたんですけど、再発がわかったときに
将来が見えない、とお別れしたんですけど、支えというものがなくなってしました
どんぞこでした。再発と彼氏と別れたことで・・これからどうやって生きていったら
いいんだろうと思った。これからがんになったことで、あきらめなくちゃいけないことが
出てくるのかなと思いました。仕事、恋愛、結婚とか自分はあきらめなくちゃ
いけないんだなと。」

「仕事は、がんになってからの転職とか再就職って厳しいと聞いています。
がん患者を理解してもらえる社会じゃないのかなって感じています
恋愛とか結婚って、若い患者さんってこういった悩みを
抱えている人がいると思うんですけど。。
こういったことを思ったときに、周りの健康な人たちがうらやましくて仕方が
なかったんですね。普通に恋愛して仕事してって、当たり前の普通のことが
うらやましかった。」

「特別にきっかけがあって元気になったわけじゃないですが、日々の生活を過ごして
いくなかで自分の気持ちの変化が出てきたんですが、病気を治したいと日々思っていました。
でも、病気を治したいってことをずっと考えていると、こればっかりになって
周りが見えなくなっていて、それに気づかされた。
周りを悲しませているんじゃないかって思いました。
祖母がメモに走り書きを見つけました。「ちーちゃんの小さな微笑みは、
ばあちゃんの大きな喜びです
。」という言葉を見たときに、自分は
これでいいのか、こんなに愛されているのにこういう自分でいいのか、
私はこのままでいいのかなって思った。
今私ができることって何だろうって思った。

生きる希望がほしいと強く思いました
何か自分ができることを見つけることで
生きる希望につながっていくのではないかと考えました。」

がんに対する偏見を持たれてしまうことが、すごく悔しかったんですね
私が前向きに生きているこの姿を見てほしい。この姿をみてくれることで
病気への理解をしてほしいということ、
周りの人にがんってことを打ち明けられずに一人で戦っている人たちを思ったときに
自分がこうやって体験を話していったり、人前に出ていくことをすることで
がんに対する偏見が少しでもなくなってくれたらいいなと思っています。
これが私の原動力になっているのではないか、と思います」

「今ひとことで言うと「がんになったけど、悪いことばかりではないな。今はがんも
悪くないな」って思っています。がんになる前の私って、本当にただなんとなく日々を過ごしていました。何にも興味が持てなかったりとか、無気力だったというか・・本当につまらない毎日を
過ごしていました。生きることに絶望したこともありました。
だけどがんと向き合っていくことで見えてきたことがたくさんあって、
病気に教えられるってことがたくさんあります。

家族とか友人とか周りにいてくれることが
当たり前のように思うけれど、そうではなくて、支えてくれる人たちがいるから自分がいるって
感じています。

こういうことって頭では分かっているだけど、日常生活を過ごしている中で
大切なことって忘れがち。家族や仲間を大切にして
感謝の気持ちを忘れてはいけないなと今思っています。」

「小学校の3年生のときに、父を大腸がんで亡くしています。父親ががんで亡くなったことは
中学校になってから聞かされたんですけど、今父と同じ病気になって
幼い弟と私を残して、父はどんな思いでいってしまったんだろうと思います。
その思いを考えると、自分が生きることができなかった今をしっかり生きていかなくちゃと
思う。父の分まで強く生きていかなければいけない。というふうに思っています。
がんになってから、自分の両親などに対して本当に申し訳ない。自分ってなんて
親不孝なんだろうってことを思ったんですけど、この父の分まで強く生きることで
これがきっと親孝行なのかなって思っています。」

「再発の不安などは常に頭の片隅にはあります。
定期的に検診などをしていますが、結果が出るまで祈るような気持ちで過ごす。
すごく不安になるんですけど、こういったものとも自分は闘っていかなければいけない
強い気持ちをもって生きていかなければならないと今思っています。」

支えは、一番家族です。そして友人仲間です。この人たちに本当に支えられていると
感じています。ありがとうと感謝する気持ちを忘れずにいたいなと思います。
感謝の気持ちをちゃんと伝えていこうと思います。」

がんサポートかごしまについても、話してくれました♪
医学部生のボランティア募集についても♪
学生さん待ってるよ〜♪

医学部生のさこだっちの感想。
「最初患者会って暗いイメージがあったんですけど、行ってみると
みんな笑顔だし、サロンも笑いが絶えない場所でした!」

最後にちーちゃんから。

がんになる前よりも生活が充実しています。がんになってから、自分のものの見方や
価値観がすごく変わったなと思っています。日常にあふれている小さな幸せ
たくさん感じることができたり、1日1日を生かされてる
これってすごく幸せなことだと感じています。
私の将来のテーマが「キラキラ輝いて生きていきたい」です。
自分のやりたいことを
一生懸命して、生きていきたいと思っています。
がんにならないと出会えなかった人たちに、たくさん縁をもらって
小学生に伝えることもできたり、今日この場で話せたり、
自分ががんから学んだことを伝えていくっていう目標を達成することができました。
これも周りの皆さんのおかげです。感謝しています。」

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ちーちゃん、講演お疲れ様。
たくさんの人にメッセージが伝わって、よかったね♪
カテゴリ:講演会 | 06:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
がん対策推進協議会
19日は、厚労省のがん対策推進協議会でした。

私はいのちの授業と重なり、悔しい欠席となりました。。

すでに報道などでご存知の方も多いかと思いますが、19日の協議会は前代未聞な出来事が起きました。

患者委員の郷内さんから、垣添会長の退任を求める声が挙がりました。
第一報を聞いたとき、驚きました。
私はその場にいませんでしたので、詳細は議事録が届かないと分かりませんが、現在事実関係を伺っている最中です。

今回の件については、いろんなご意見がすでに飛び交っています。

先日の国会の予算委員会で、がん対策推進協議会の在り方についての質問があり、動かない協議会が動き出すかな、と思った矢先の出来事でした。

私はこの協議会の患者委員の5名のうちの1人です。いろんな複雑な思いでいます。

何が正しいのか、そうではないのか、見極める心が欲しいと思います。

皆の目的は、がん患者さんのすべての苦痛を取り除くことではないのでしょうか。

私は委員として、何をしてきたのか、とたくさんの反省の気持ちも多々あります。任期が3月で終わりますし。

でも、やるべきことは、たくさんあるはず。

起こったことは、消せないです。大切なのは、これからです。

3月までに、患者委員としてやれることを、きばらんば、と思います。

(いつもは、がんサポートかごしまの活動報告を中心にブログ更新していますが、今回は委員としての私見を書かせてもらいました。)
カテゴリ:がん対策推進協議会 | 05:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ほっとサロン今給黎でした。
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今日は、ほっとサロン今給黎の日。
新しい患者さんは来られませんでしたが、いつものメンバーがそろって
とっても楽しい時間を過ごしました。

今日は韓国の話で大盛り上がり♪
こうやってお顔を見合わせて、ほっとできる仲間が増えるって
素敵なことですよね!

緩和ケアチームの皆さんとも、たくさんお話盛り上がりました。
「医療者と患者」な〜んて「妙な壁」がないのが、とっても嬉しいです♪

来月は12月15日(水)13時〜15時です。
場所はいつもと同じ、今給黎総合病院の旧院長先生宅会議室です。
美味しいお茶とお菓子を準備して、待っていまーす。
カテゴリ:ほっとサロン今給黎 | 16:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
いのちの授業〜永利小学校〜
11月12日(金)は、薩摩川内市でのいのちの授業でした。
今回は6年生2クラスです。

私の地元でもある薩摩川内市で、授業ができること嬉しく思います♪
今日は、大腸がんサバイバーのちーちゃんが担当。
初めてとは思えないくらい、落ち着いていて
しっかりとメッセージを伝えてくれました。

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子どもたちも、とっても素直に聞いてくれました。
こんな若い患者さんもいるんだ!と、驚いた様子。

ちーちゃんのお父さんに書いたという手紙を
読んでいるときには、涙を浮かべて
子どもたちが聞いてくれました。

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「ありがとう」って言葉の力を、ちーちゃんは伝えます。
帰ったらおうちで、普段言わないかもしれないけれど
「ありがとう」って言おうね。

みんな一人で生きているじゃないよ、って。

とっても良い授業でした。
お疲れ様でした!

いのちの授業、ラストは薩摩川内市の隈之城小学校の6年生です。
うちの息子が通っている小学校でもあるので、
知っている子がいて、少し照れくさいですが
頑張って授業したいと思います。


カテゴリ:いのちの授業 | 16:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
がん政策サミット秋2010 2日目
 サミットも2日目になりました。
皆さん顔見知りも多いので、あちらこちらで話が盛り上がります♪

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2日目もじっくり条例を作るために、を考えました。
後半はワークショップもあり、九州沖縄ブロック(福岡、熊本、佐賀、宮崎、鹿児島、沖縄)の
リーダー+行政+県議会議員で、
条例を制定するまでの「障壁」と「打開策」について、話し合いました。

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うちの班は、福岡のがんの子どもを守る会の高橋さんが発表してくれました♪

それぞれのステークホルダーが、やるべきこと、努力することなどが
明確になったので、地元に帰ってから動くことがよく分かりました。

今日も1日、脳みそをいっぱい使いました。。。
カテゴリ:がん対策 | 10:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
がん政策サミット秋2010 1日目
 日本医療政策機構が主催の「がん政策サミット秋」の初日です。

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今回もたくさんの患者会リーダーが集まりました。
今回のテーマは「都道府県がん対策推進条例を学ぶ」でした。

鹿児島県も、6月の県議会に陳情を出し受理はされましたが、
条例制定までには至っておりません。
どうして通らないんだろう・・・どうして反対する人がいるんだろう・・・
いろんな悶々とした思いで過ごしてきたので、今回のサミットはとても楽しみでした。

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各県の先進的な取り組みが、発表されました。
島根県や奈良県、高知県などのすでに制定されいてる先進県からの発表は
とても勉強になりました。
沖縄県(上写真)も、頑張って取り組まれています。

そして今回は県議会議員、行政の皆さんも参加OKだったので
たくさんの方々が参加されていました。
鹿児島からも2議員さんが参加。
じっくりとお話することができて、鹿児島の方向性ややり方の修正などを
協議しました。

1日、脳みそをフル稼働で学ばせてもらいました。
カテゴリ:がん対策 | 21:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
いのちの授業(寿小学校)
 11月5日(金)は、鹿屋市の寿小学校でのいのちの授業でした。

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今回は5年生3クラス、6年生3クラスでした。

5年生は、がんサポのちーちゃんが司会進行。石窪さんがメインでお話をしました。
二人の息がとても合っていて、ユーモアを交えながら
あったかい授業となりました。
子どもたちの目は真剣そのもの。
きっと命の大切さが伝わったと思います。

6年生は、三好が1人で担当。
塾時代に、子どもたちに教えていましたが、本当に久しぶりに教壇に立ちました!
何だか懐かしい感覚を思い出したのでした・・(笑)
子どもたちも、たくさんの悩みを抱えて過ごしてる、そんな感触を覚えました。

みんな違って、みんないい。
がんになってもあきらめない、という気持ちから
何か受け取ってくれたら嬉しいなと思います。

「生きるんだよ」
のメッセージが心に響いたら嬉しいなと思います。

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残るは、薩摩川内市の永利小学校と、隈之城小学校です。
がんばりまっしょ。


カテゴリ:いのちの授業 | 09:54 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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