厚生労働省「がん対策推進協議会」意見交換会参加
 6月17日(金)に、厚生労働省に行ってきました。
最後の参加となる、「意見交換会」に参加するためです。
実質、がん対策推進協議会の前委員としての参加で、「引継ぎ」のための参加でした。
2年間、第2期患者関係者委員として、協議会に参加してきて、
本当にたくさんのことを学びました。何度東京に通ったかしら・・と思います。

第2期のがん対策推進計画の見直しのための中間報告と意見だしが
お仕事だったと思っています。

終わってみて思うことは、もっとやれたのではなかったのか・・ということです。
もちろん患者関係者委員として、意見書も出しましたし、提案書も出しました。
診療報酬も多少は反映されました。
相談支援センターの看板掲示等については、局長通知が届いたらしいですし。
まったく変わらなかった、ということはなかったと思います。

でも、サロンに相談に来る患者さんたちの暮らしが激変したかというとそうではありません。
私が委員になった当初からの相談内容と、今もあまり変わっていません。
いくらやったと言っても、目の前の患者さんやご家族の痛みが変わっていなければ
意味がないのだと思います。

終わったことはもう取り戻せないので、これからは次期委員の皆さんの応援を
していきたいと思います。
J−CANからも3名が委員として参加していますから、これからもご意見を届けるチャンスは
あるかと思います。
委員としてはお役御免となりましたが、これからも関わらせて頂けたらと
思います。

次期委員の皆さんは、これから第2期のがん対策推進計画の策定という大変な
お仕事が待っています。応援しています!!

引き継ぎ会で、思いは届けられたかなと思います。
あー!!2年、終わりました!!!
カテゴリ:がん対策 | 23:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
癒しのマッサージ教室★
今日は患者サロンにリラクゼーションサロン「Teresa」の白石さんがやってきました。
癒しのマッサージ教室をしていただくためです。

手のひら、手の甲、などからだのあちらこちらには365のつぼがあるそうです。
今日は手と腕を中心に、お互いにマッサージされあうというものを体験させて
もらいました。

めちゃくちゃ楽しかったし、癒されました。
いつもワイワイ賑やかなサロンが、オルゴールの調べに乗せて
あっという間に、リラクゼーションルームに変貌!

とっても癒されました!


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お互いにマッサージ。マッサージされる人も、する人も癒されるように
マッサージします。

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最後は記念撮影!
カテゴリ:患者サロン | 00:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
鹿児島大学病院のがん患者サロン
 皆さん、こんばんは。鹿児島は今日はずっと雨に打たれる1日でした。
桜島の灰が洗い流されたと思えば良いかしら・・?

さて今日は恒例の毎週火曜日・木曜日のがん患者サロンでした。
雨のせいか、いつものメンバーが集いわいわいとお仕事をしたり、
おしゃべりしたりして過ごしました。

いろんな会話がありましたが、土日に受講したコミュニケーション勉強会の
振り返りをしながら、「あ、今の言葉はこうで」とか「受け止めてみたら?」とかの
話をしながらなかなか興味深いものがありました。
ただ・・ピアサポーターらしさを忘れないことも大切なことだよねとも話しました。

さて明日は、鹿児島大学病院のがん患者サロンです♪

◆平成23年6月8日(水)14時〜16時。
大学病院3F 患者サロン。
がん患者さん、ご家族ならばどなたでもお越しください♪

大学病院に罹っていない患者さんもOKです〜♪
時間内ならば、いつでも出入り自由ですよ。
お待ちしております。

そうそう!薩摩川内市の済生会川内病院にもサロンが立ち上がりました!
これで残す拠点病院は、鹿児島市の市立病院のみとなりました。
話は出ていますし、時間の問題だとは思っています。

楽しみですね。患者さんにはたくさんの行き場があったほうが良いですもの♪
カテゴリ:鹿児島大学サロン | 20:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
コミュニケーション勉強会終了!
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4日の様子。

東京からクリアコミュニケーションの藤田菜穂子先生をお迎えして、
「前進をつくるコミュニケーション勉強会」が開催されました。

4日(土)、5日(日)の勉強会には、約50名の参加者がありました。
ピアサポーターの皆さん、医療者の皆さん、医学部生、サポーターの皆さんなど
たくさんの参加者があり、みっちり2時間学びました!

私自身も今まで傾聴等の勉強会には出たことがありましたが、
今まで受けたことのないタイプの勉強会でした。
ワークショップもたくさんあり、体験していろんなことに気付くということを
学びました。


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5日の様子。

ピアサポーターとして、聴くというポイントのとっかかりを
学ばせていただいたのですが、目からウロコの出来事がたくさん。
相談を受けるときの、自分の癖を振り返ることが出来ましたし、
相談を受ける前の自分の心をリセットする、というのが大切だということも
学びました!

参加された皆さんも、何かしらの気づきをもらって
帰ったようでした!

医療者と患者さんのコミュニケーション。
医療者同士のコミュニケーション。
ピアサポーター同士のコミュニケーション。
などなど・・いろんなパターンに応用できそうです。

今回は医療者さん、ピアサポーターさん、医学部生等が合同で
学ぶでしたが、別々だともっと深めることができそうです。
勉強会のご要望は、藤田さんまで♪
http://c-commu.com/

鹿児島でも引き続き勉強会が開催できるように
したいと思います。
お楽しみに♪
カテゴリ:コミュニケーション勉強会 | 21:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
鹿児島大学医学部生に授業
5月31日(火)13時〜鹿児島大学鶴陵会館にて、医学部生に講義を
させていただきました。

以下、三好の日記より抜粋です〜笑。

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昨日、鹿児島大学医学部の医学科、保健学科の1年生の授業でお話をさせていただいた。
骨肉腫の患者さんと、私がセットで1コマ使わせて頂いてお話する。

私からは「がんと ともに 生きる」というテーマで、がんサポートかごしまの活動内容と自分のがん告知から今に至るまでの心と体の話。そして医療者に望むこと、といメッセージを伝える。今年で3年目になる授業。

講義形式って、どれだけ響くのか、正直自信はないところだけど
先生たちがおっしゃるには、こんなに静かに聞いている授業はまずないということ。
やはり生の体験を語る、聴くということはそれだけで大きなメッセージ性があるのかもしれない。
いろんな場所でお話をさせて頂くが、とりわけ医学部生にお話する時は、
医療者との関わりについてに重きを置いて話をする。

なぜ私がセカンドオピニオンを取りたいと思ったのか。
告知後、なぜ看護師さんの対応に傷ついたのか。
告知を受けてから、入院するまでの医療者には見えない日々をどう送ったのか。
どうしてあんなに落ち込んだのか。どうして部屋に引きこもったのか。
どうやって元気を取り戻したのか。
どうして主治医とあの看護師さんが大好きなのか。

そして、がん患者は病院だけでがんと向き合っている訳ではなく、
日頃の生活の中で、がんと向き合い過ごさざるを得ないことを伝えるようにしている。
「患者」ではなく「生活者」だとお話する。
座学では学べない患者の心理や生活がある。

だからこそ、サロンにも気軽に遊びに来てねと話すようにしているし、
命のリレーにもどんどん参加してほしいと伝える。

ある医学部生がサロンに遊びに来て言った一言。
「大学では、がん患者さんに家族がいること、経済的に大変な思いをしていること、
こんなに明るく過ごしていること、は教えてくれなかった。
サロンに出入りするようになって、初めて知った」。

医療者に望むことは、たくさんある。
治すことだけが医療じゃないってこと。
上から医療を与えるのではなく、一緒に考えてほしいこと。
あったかさを忘れないでほしいこと。などなど・・・

ひょんな出会いから医学部生に伝えるというチャンスを1年に1度いただけたことも
何かのご縁。

授業の最初にいつも学生さんに聞く。
「どんなお医者さんんになりたいですか?」

どれだけうまく伝えられているかわからないけれど、
学年が進んで臨床現場に出て、とても忙しくなり、
卒業して本物の医師になり、周りから「先生、先生」ともてはやされるように
なっても、医学部に入学した時の
「こんなお医者さんになりたい!」という夢や希望を忘れないでほしい。
患者さんの声を聴く時間がなくっても、
聴こうとする姿勢は、態度に出ると思うから。

ピチピチしたあの1年生たちが、本当のお医者さんになるのは、
はるか先のこと。
でもあの生徒さんたちが、白衣を来て、
「どれどれ?」と患者さんに向き合う姿を、この眼で見てみたいなあと
しみじみ思う。

がんばれ!医学生〜!

カテゴリ:医学部、看護学部授業 | 08:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
がんサポ若者会「きらら★おしゃべり会」のお知らせ
5月からスタートしています、がんサポートかごしまの若者会「きらら」の
定例おしゃべり会が開催されます♪
毎月第1日曜日13時〜15時です。

6月は、5日(日)です♪
詳細はこちらをご覧下さい。
 http://kirarak.jugem.jp/

小児がんのサバイバーさんや、35才以下でがんに罹患した皆さんが
対象となっています。
お気軽にお越しくださいね♪

小児がんサバイバーのご家族の皆さんは、
火曜日木曜日の「がん患者サロン」にお越しくださいませ。
お待ちしていまーす。
カテゴリ:きらら | 08:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
『前進をつくるコミュニケーション勉強会』のお知らせ
がんと[知る。向き合う。受け入れる。闘う。ともに生きる…]さまざまな段階があります。前進にも気持ちをゆっくりと味わう。ただ一緒にいる。決断する。行動し続ける。休む。などさまざまなものがあります。相手と自分があってのことなのでコミュニケーションに正解はありません。相手の気持ちを癒すのか。決断や行動することをサポートするのか。その時、目の前の相手の人に必要なコミュニケーションは何かを感じとり、行動することができたらステキだなと思っています。人は、誰かの存在に癒されたり、助けられたり。反対に相手には悪気はないとはわかっているのに、悲しい思いをすることもあったかもしれません。今回は自分は人とどんなコミュニケーションしているのか??このことから、相手や自分に前進をつくるコミュニケーションについて考えます

平成23年6月5日(日)10時〜12時

鹿児島市市民福祉プラザ ボランティアセンター5F 中研修室

定員50名・参加費無料

 

対象:がん患者さんの相談を受けている医療者、ピアサポーター

申込:以下の申込用紙に記入してFAXにてお申込みさい。
http://www.gan-support-kagoshima.com/fujitanao.pdf

※申込締切日:6月3日(金)


<主な内容>
コミュニケーションって? 人の悩み聴くときのあなたのパターンは?

相手を感じるセンス高くなると何が見える?

<藤田菜穂子氏・プロフィール>


藤田菜穂子3.JPG
 

クリアコミュニケーション代表/コーチング・コミュニケーション・接遇・ビジネスマナー講師/川口市立看護学校非常勤講師/ウイズリミテッドトップマナー講師/歯科衛生士

1995年武蔵大学人文学部社会学科卒業
1997年東京医科歯科大学歯学部付属口腔保健学科卒業
財団にて、行政・保育園・学校・企業・地域での公衆衛生活動。
歯科クリニックにて開業から携わり、患者の継続的なかかわり学生臨地実習の指導を行う。現在は、病院・患者会・保健所・福祉施設・一般企業などで、コミュニケーションや接遇を通じ、医療者患者双方に役立つ研修講師。組織づくりのコーチとして活動。

【医療介護関連の活動実績】
神奈川県健康増進課・千葉県柏市主催介護予防事業者研修・スタディグループ・患者会
神奈川歯科大学同窓会・日本歯科コンピュータ協会 など
他、総合病院・個人医院、ドクター・スタッフが集まっての集合研修を定期的に開催


主催:NPO法人がんサポートかごしま

問い合わせ先:099−220−1888 
gansapo@aroma.ocn.ne.jp

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