今年で3年目となる「がんをもっと知ろう講演会」の初日を
12月1日(日)に霧島市にて迎えました。
今年は霧島市→鹿屋市→奄美市とリレーをつなぎます。
場所は霧島市立医師会医療センター2Fの会議室にて。
どれくらいの方が来てくださるか、とても不安でしたが、
おかげさまで60名ほどの方がご参加くださいました。
まずは国立がん研究センターがん対策情報センター長の若尾文彦先生より、
「がん情報の探し方」というお話。先生にお願いするのは今回が伊佐市に
続いて2回目なのですが、前回もそうでしたが講演をする会場に合わせた
情報提供をしてくださるので、参加者の皆さんにとってもとてもありがたいことです。
鹿児島県のホームページについても、詳しく触れてくださいました。
霧島市には「健康カレンダー」というものがあって、年間を通した健診のカレンダーが
一覧になっていて、大変分かりやすいものになっているとのこと。
以下のリンク先からご覧ください。
http://www.city-kirishima.jp/modules/page021/index.php?id=111そして後半は「相談」ということで、相談支援センターや患者会についての
お話をしてくださいました。
そして、藤元総合病院在宅医療センターの馬見塚勝郎先生からの
『私たちの緩和ケアの取り組み(入院と在宅)』というお話。
先生が書かれたというほっとするイラストもたくさん拝見できました。
画集を拝見したいものです。
先生のお話は病院で過ごすこと、在宅で過ごすことをテーマに
患者さんが生ききるために、何が今できるのか、
どんなふうに患者さんやご家族は過ごされているのかを
お話してくださいました。「寄り添うこと」を大切にされているとのこと。
先生の温かなお人柄が伝わってくる素敵なご講演でした。
そして最後はがんサポートかごしま運営委員の野田真記子さんの体験談です。
初めての講演ということでしたが、堂々たるお話でした。
最初にがんサポートかごしまの活動内容も話してくれました。
ご自身が子宮頚がんと乳がんになった体験を、率直にお話してくださって、
会場の皆さんがとても真剣な表情で聞いていたのが印象的でした。
がんにはなったけれども、自分らしく生きる、という強い思いが伝わってくる
講演となりました。
ご講演の先生方、本当にありがとうございました。
講演終了ごは、20名ほどの方が残ってくださり「交流会」を開催しました。
3グループに分かれて、それぞれのテーブル、とても楽しそうにお話されていました。
ありがとうございました。
スタッフのみんなも、本当にお疲れ様でした!
次は8日の鹿屋医療センターでの「がんをもっと知ろう講演会」です。
がんばろう!
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